車中泊旅行の話


車中泊で京都から大分まで行き、湯布院のカフェで撮った写真です。被写体は同居人。La rucheというカフェで、おしゃれでご飯がおいしかったので、湯布院にいる間2回行きました。
湯布院旅行は京都→高知→愛媛→船で大分→大分から海路で大阪まで戻る、という旅程で7〜8日ほど行ったのですが、この時は帰りの大分から大阪への船泊と、宿を取った1泊以外は車中泊でした。そんな感じで、宿を取らずに弾丸旅行するのが好きです。
宿の予約が面倒なのと、宿代が高いのと、なんというか、とりあえず寝られる状況で出発すると気持ち的に楽なんですよね。旅行というよりかはもっとぶらぶら軽い気持ちでいろんなところに行きたいのを車中泊が支えてくれている感じです。
お風呂には入りたいので、温泉地や良さそうな日帰り温泉を見つけて、そこの近くのサービスエリアや道の駅で一晩寝ることが多いです。

先週、念願のスズキの遊べる軽、ハスラーが納車されて、さらに車中泊の快適度を上げよう!ということでいろいろカスタマイズしたので、今回はいつもこういう環境で旅行してるよーという紹介の記事です。

フラットにできるかどうかで車中泊の快適度が変わる
これは本当にそうで、ハスラーの前は同じスズキのアルトだったんですが、アルトもフラットになるんですよね。前席のヘッドレストを取り外して、座席を限界まで前にずらして背もたれを後ろに倒せば後部座席と繋がってフラットになります。ハスラーも同じ仕組みでフラットになるんですが、ハスラーの方がその前提で車が作られているので快適です。ギアが座席の間ではなくハンドルの横についていたり、シートベルトの金具が収納できるようになっていたり。さすが遊べる軽。

とはいえ、座席を倒しただけのままだと寝心地が悪いので、6つ折りのマットレスを導入しています。
こういうのです。6つ折りの前は3つ折りのマットレスを積んでいたのですが、寝る時以外とにかくでかくて邪魔だったので、6つ折りがオススメです。厚みがあった方が寝心地はいいと思いますが、荷物は小さくしたいので私たちが使っているのは3cm厚です。シングルでちょうど幅ぴったりぐらいでした。
あとは、マットレスの上に直に寝ると寝汗などなどでマットレスが痛みそうなので、その上に敷パッドを敷いてます。
全部設置すると、こんな感じになります。車の中がまるまるベッドになる感じです。敷きパッドのおかげで見た目のベッド感も大幅アップ!寝心地もアップ!
上下の幅がマットレスを敷くには足りないので、6つ折りマットレスはひと幅分折ればちょうどよく収まるところも気に入っています。(頭のところ)
マットレスがあるおかげで足をしっかり伸ばして寝られるので、いい感じです!

敷きものは通年こんな感じです。掛け布団は季節によって変わるので、冬は掛け布団がかさばるのが問題ですね。
今(5月)はまだ早朝が寒いので、毛布2枚と、羽毛布団を1枚積んでいます。真冬は布団をもう一枚、真夏はタオルケット2枚が多いです。


こんな感じで後ろに乗せています。毛布2枚と、右のは敷きパッド、右下にある白い袋は洗濯用のネットです。洗濯するものが出たらこっちに入れて、休憩がてらコインランドリーで洗います。(帰ってきたら自宅で)
袋のまま持って行って突っ込めるので楽!
上に置いてある薄いのはサンシェードで、寝るとき眩しいのでフロントガラスに置いてます。他の窓もぴったり隠せるハスラー用の窓隠しが近々届く予定なので、今後はさらに落ち着いて寝られそう。 

毛布や布団は圧縮すればもっと小さくなると思いますが、毎日圧縮するのが面倒すぎるので、きれいにたたんでリアガラスを超えないようにしています。運転のとき危ないので…。
夏ならマットレスもタオルケットも全てここに積めるので後部座席の荷物が減って楽そうだなー。

こんな感じで、車中泊ですが寝る環境がかなりいいのでぐっすり寝ています。自分たちで選んでいる布団なので、ヘタするとホテルの布団よりも落ち着いて過ごせます。毛布と服を積めば即出発できるところも気軽!

ゴミ箱を設置してみた
車の中にいる時間が長いと必然的にゴミが結構出るんですよね。
前まではビニール袋にいれていましたが、ゴミ箱が欲しかったので設置しました。
これいいな…と思ったのが、ホームセンターのカインズが作っているクミモクというシリーズから出ているコンテナです。常に視界にゴミが見えるのが嫌なので、蓋つきを選びました。車の内装がブラック系なのでカラーも黒。値段も528円で安い!
置いておくだけだとカーブのたびに左右に動いて煩わしそうなので、
同じくカインズで買った貼るタイプのフックを逆さまに取り付けて、足元のボトルホルダーに取り付けました。
こんな感じ!
うまくいくか半信半疑でしたが、思ったよりカッチリ取り付けられて、今の所カーブの度に揺れることも無く、外そうと思えば簡単に外せていい感じです。
足元のボトルホルダーが死にましたが、運転席と助手席のサイドにもともと1つずつあるので、とくに困っていないです。足を置く場所も狭くならずに済みました。
サイズと色と蓋のあるなしで選びましたが、このコンテナ、取っ手のところによくあるサイズのレジ袋がぴったり取り付けられるのと、蓋と本体が固定できるところがかなり良いです。
寝る時は外して蓋を固定すれば、もしひっくり返ってもゴミが散らばらなくて安心!
蓋が水平なので走行時はかばんを置いてます。かばん、後部座席に置くと財布を取りたいときに面倒だし、かといって足元に置くのもなんとなく嫌なので…。
そんなわけで、このゴミ箱、鼻炎もちでティッシュごみが出まくる私にとってはかなりいい感じです。車によって構造は違いますが、他の車種でも出来そう。

ちなみに、このカインズのクミモクというシリーズ、このコンテナは結構シンプルなデザインですが、他にもいろいろ展開されていてどれも可愛いです。部屋に置いておけるぐらいおしゃれなデザインで工具を身近な物に!というコンセプトも良いです。公式サイトがかわいいのでぜひ。


他に積んでいる必需品
必需品なのでティッシュは必ず積んでいます。ハスラーはティッシュを置けと言わんばかりの溝があるのでそこに設置。
上の小さい収納ケースは、ウェットティッシュ(アルコールの有無で2個)と、メンズビオレの洗顔シートを入れてます。洗顔シートは、昼時や夕方にお風呂に入ってしまうことが多いので、寝る前に軽く体を拭くのに使っています。あとは朝起きて顔を拭いたり。メンズビオレのタフで破れない!みたいなやつ、使い終わりがサラッとしてて最高です!これがあるとないとでは寝る前の快適度が違う…。

他には、除湿剤も置いています。
こういうのですね。やっぱり狭い空間で人間2人が寝ると、朝方には窓が結露するぐらい湿気るので、あった方がいいと思います。
ノンスメルのこれは脱臭もしてくれる上にいい匂いがするので気に入りました。
とはいえ除湿剤を置いても若干結露はするので気になったところは朝に拭いてます。笑

充電器は車用のもの

これは昨今普通かもしれませんが、スマホは地図にも口コミを調べたりするのにもとにかく何にでも必要なので、充電器を忘れた!ということが無いように常に2本繋いであります。車のスピーカーがBluetoothで音楽もスマホから無線で流しているため、何かと充電を食うので車に乗っている間は常に充電しています。
シガレットソケットのところに4本USBが繋げるような変換を挿してあるので、カメラも同時に充電したりしています。
ちなみにハスラーは後部座席からも電源を取れるようなので、後部座席の人も充電できるみたいです。まだ使ったことはないですが親切!

車の環境はこんなところでしょうか。あとは、その時々で服やタオルと、歯ブラシ、ボディーソープ類を詰めたポーチを大きいバスケットに入れて、個々のカバンを持てば旅行の準備完了という感じです。

バスケットは色違いで2つ持っているのですが、かなり重宝しています。
こんな感じの、四角い大きなバスケット、めちゃくちゃ便利です。イオンのアウトドアコーナーで、確か1280円で買いました。車で移動の場合、荷物を持って移動することが無いので、キャリーが要らないんですよね。
キャリーはジッパーの開け閉めが面倒なのと荷物の取り出しがいちいち面倒で飛行機に乗るような旅行以外使わないので、バスケットのほうが活躍しています。
荷造りもとりあえず部屋の真ん中にバスケットを置いて、要るものをぽんぽん投げ込み、あとで整理して入れるだけなので楽ちんです。キャリーを使うとめんどいなーと毎回思います。あと、スーパー銭湯に行くときもちょうど良くて活躍しています。少々濡れたものをいれても痛まない素材を選ぶといいと思います。
旅行のパッキングについては、また別の記事にまとめたいので、今日はこのへんで…。
車に乗り込んで好きなところをブラブラして好きな時間に帰ってくるの、とても気楽で楽しいので、何かの参考になれば幸いです!

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