ダイニングテーブルを占領する図です。

作業のために作った部屋が寒すぎるので冬の間はリビングに引っ越しました。これはこれで快適です。

そんなわけで、冬コミありがとうございました！タイトなスケジュールでしたがなんとかコピー本は出せたので、既刊だけにならなくて良かったです。夏に比べるとやっぱり冬の方が忙しいですね…。

忙しいですねとか言っていますが、今回は本を作る時間が取れなかったとかではなく、次のことも考えてデジタルの練習に充てたという感じだったので、しっかりした新刊が無かったのはごめんなさい…。やりたいことを優先した結果です…。

でも1か月ぐらい練習して初めに比べるとずいぶん慣れてきた感じがあるので、次の本はデジタルで作れるかなと思います。

これまでは絵がアナログからしか出発できない人間だったので、色塗り手前までは全部アナログで絵を作っていたんですが、夏にそこそこ長めの漫画を久しぶりに描いたらこれはもうアナログで原稿は無理だ…となりまして…。

1枚1枚スキャンしてゴミ取りして、主線がシャーペンなのもあって補正すると飛んでいく線を補完して、バケツでは塗れなさすぎるトーンと戦って…みたいな作業を全部かすりさん(小説書きのサークル相方)に丸投げしないと原稿が出来上がらなくて、かすさんの手はこんな、補正とか、ゴミ取りだとか、固有色のトーンだとかを乗せるために存在してる手じゃねえんだ、小説書くためにあるんだぞ…と深く反省しまして…。

夏の原稿自体は描いてて本当～～に楽しかったんですけどね！

アナログの絵をデジタルへ移動させることが本を作る上でいちばん作業時間を増やしている要因であることは明らかだったので、それじゃあデジタルで描けるようになるしかないのかなあ、でも描きづらいし楽しくないし…とうだうだしていたんですが、WIZプリの続きが描きたすぎて、もうデジタルでやるしかね～～～！！！！！という感じでやっと気持ちを切り替えられたのが12月頭ごろで…。

デジタル作業で本を1冊作るにはすでに時間も経験もまったく足りなくて、潔く練習して次を頑張ろうとなった感じです。

結果的にはいつもより落書きの量が増えたのでそのへんは良かったかな〜と思います…。

デジタルだと落書きをアップする手間が少なくて良いですね。アナログはアップロードが面倒になってそのまま…みたいな絵がたくさんあるんですが、デジタルだと落書きもとりあえずアップしておこうかな～となるので、倉庫の絵が増えてちょっと嬉しかったです。

コピー本やペーパーみたいなデフォルメの絵も下書きはアナログでしていたんですが、今回は全部デジタルで作りました。

はじめはペーパーのつもりだったのが、練習の甲斐あってか途中で「もっといける！！！！！」となって、当初より漫画が増えてコピー本になった感じでした。間に合ってよかったです。

2019.12